今日は愛車の軽四輪を車検に出すために、家の近所のスズキのディーラーに行きました。このディーラーがある一角は、ときはま線(あびこ筋)と大阪中央環状線という二つの幹線道路が交差し、地下には大阪市営地下鉄御堂筋線の新金岡駅があるという交通量の多い場所。そこからほど近いときはま線沿いの路傍に、ひっそりとたたずむお地蔵さんがあり、いつも気になっていました。そこで、今日はディーラーに行ったついでにこのお地蔵さんをお参りです。

このお地蔵さん、いつも蝋燭の炎と線香が絶えず、きれいに掃除もされているのですが、誰かがお参りしているところは見たことがありません。今日も燭台には炎がともり、線香も点いていましたが、周囲に人影はありませんでした。あたりを見回しても碑銘などの縁起を示すものは何も見つかりません。ただ掃除用具置き場に置いてあった塵取りにマジックで「歯神地蔵」と書かれているのを見つけることができました。
さっそく帰って調べてみると、このお地蔵さんは「歯痛地蔵尊」または「灰掛け地蔵尊」として伝わっているものだそうで、今では灰をほほに擦り付けて祈ると歯痛が治ると信じられているものだとわかりました。また、このお地蔵さんのある一帯は、今は新興住宅地ですが、以前は下津池(しもつ池)という大きな池だったということもわかりました。
歯神地蔵というのは全国に約300ほどある歯のお地蔵さんで、撫でると歯の痛みが和らぐというものだそうです。このお地蔵さんも、塵取りに「歯神地蔵」とマジックで手書きしてあったとおり、その歯神地蔵のうちの一体なのでしょうが、詳細な情報は入手できませんでした。いつも手入れが行き届いていることや、大きな修復の跡がある(どうも一度バラバラになったことがあるらしい)ことなどからすると、地域の信仰は厚そうなのですが、詳細がわからないのは少し残念です。ともかく、近所のお地蔵さんとして、記念にこのエントリをあげておきます。




