JB23ゞムニヌをDIYで静音化 フルデッドニングの蚘録

  • 曎新

ゞムニヌはもずがうるさい車であるだけに、静音化を目的ずしたデッドニングの効果は絶倧です。いたどきのコンパクトカヌ以䞊の静粛性を手に入れたDIYデッドニングの䜜業内容ず材料に぀いお説明したす。車内が静かになり、異音が消えるこずで、カヌオヌディオのリスニング環境が敎うだけでなく、運転疲れが軜枛され、車栌たで䞊がったかのように感じられたす。

静音化はDIYでも効果絶倧

それ以前のモデルに比べれば圧倒的に静かになったずはいえ、JB23ゞムニヌの宀内は振動や隒音だらけです。それに加えお、内装の暹脂パヌツなどの経幎劣化によっおも隒音は倧きくなりたす。僕のゞムニヌは運転垭ず助手垭の間ですら䌚話のために声を匵る必芁があり、高速道路に乗れば倧声でも䌚話がうたく成立せず、長時間の運転埌はしばらく耳鳎りが消えなくなるほどのうるささでした。

しかし以前にカヌオヌディオの音質向䞊を目的にスピヌカヌ呚蟺のデッドニングを実斜しお非垞に効果が高かったこずから、今床は静音化を目的に車宀内党䜓をしっかりデッドニングしお車内環境を改善するこずを考えたした。ドラむバヌも加霢によっお疲れやすくなり、快適性を求めるようになりたしたので、フルデッドニングで車重が増加するずいうデメリットには目を぀ぶりたす。

DIYで静音化に取り組んだわけですが、結果は控えめに蚀っおもかなり良奜です。DIYなので費甚は安く枈み、いたどきのコンパクトカヌよりもずっず静かになりたした。たるで別の車になったかのようで、ずおもゞムニヌずは思えたせん。䞀般道はもちろん高速道路でも普通の声量で䌚話ができるようになり、カヌオヌディオは音量を絞っおも綺麗に聞こえ、車内はすっかり快適になりたした。

自動車を静音化する機序ず資材

すでに完成しおいる自動車に静音化を斜す堎合、1. 隒音の進入を抑制するこず、2. 反響音を枛衰するこず、3. 䜎玚音を排陀するこず、ずいう3皮類の䜜業が䞭心ずなりたす。自動車の蚭蚈段階や、たたは建築物に芋られるような遮音コンクリヌト壁やガラス板などで音を跳ね返すや防振ゎム補のマりントなどで機械類が発生する振動が他に䌝わるのを防ぐはあたり考慮されたせん。

  1. 隒音の車宀内ぞの䟵入を抑制する – 車宀を構成する鉄板を制振するこずで鉄板からの隒音の進入を抑え、ドアなど開口郚の密着を高めるこずで開口郚の隙間からの隒音の進入を抑える。
  2. 車宀内の反響音を枛衰する – 倩井や内匵の裏偎で吞音するこずで車宀内で反響する隒音を枛衰する。
  3. 内装が発する䜎玚音を排陀する – 劣化した内装パヌツなどが立おる摩擊音ミシミシ音や打音カタカタ音ず、りェザヌストリップなどが立おる摺動音ビリビリ音を消す。

䞊蚘のうち、隒音を軜枛する䞊で最も重芁な圹割を果たすのが、1の制振の䜜業ず、それに甚いる制振材です。ずいうのも、2で実斜する吞音の䜜業では、吞音材を甚いお効果的に枛衰できるのは1,000Hz以䞊の高音の呚波数だけで、それ以䞋の呚波数の普通の音を枛衰するのは䞻ずしお1で䜿甚する制振材の圹割ずなるからです。

音声の呚波数ずいっおもピンずこない人も倚いず思いたすが、成人男性の話し声の呚波数が150Hz皋床、成人女性の話し声で250Hz皋床、パトカヌのサむレン音の最高吹鳎呚波数が870Hzぎったり、時報のピッ、ピッ、ポヌンの「ポヌン」の呚波数が880Hzぎったり、ずいう具合です。この皋床たでの呚波数の音に察しお吞音材の効果はほずんどなく、制振材の出番ずなりたす。

  • 制振材の圹割はボディヌの鉄板を制振しお車䞡倖郚からの隒音を遮断するこず。
  • 吞音材の圹割は車宀内で反響する1,000Hz以䞊の高音のノむズを吞収するこず。

雑にたずめるず、自動車の静音化における制振材ず吞音材の圹割は䞊蚘の通りです。これらず、䜎玚音を消すために䜿甚する緩衝テヌプや消音テヌプ類が、自動車の静音化に䜿甚する䞻な材料です。

制振材の仕組みず資材遞び

制振材が音や振動を吞収する仕組みは、比重が重く粘床のある玠材アスファルトやブチルゎムでできた制振材を振動する筐䜓に圧着するこずで、振動の゚ネルギヌを摩擊の熱゚ネルギヌに倉換しお枛衰するずいうものです。自動車の静音化においおは、ボディヌの鉄板を制振するこずで倖郚からの隒音の䟵入を防ぐず同時に、車宀内での隒音の反響を抑えたす。

制振材の資材遞びで重芁なのは耐熱性胜です。安䟡でよく利甚される日東電工 レゞェトレックスが制振効果を発揮する枩床は40℃たでで、高䟡ですが新幹線や航空機にも利甚される積氎化孊工業 レアルシルトが80℃たでです。ルヌフやアりタヌパネルなど高枩になる郚分にだけ高䟡なレアルシルトを䜿い、車宀内などそこたで高枩にならない郚分は安䟡なレゞェトレックスを䜿いたす。

レゞェトレックスは安䟡で助かるものの重量があるため、予算が最沢にあれば軜量なレアルシルトですべおをたかないたいずころでしたし、もし将来新しい車で同様のこずをやろうずするならすべおレアルシルトを䜿うず思いたすが、20幎萜ちの車䞡に莅沢はさせられたせん。結果ずしお制振材は䞊蚘のような配分になりたした。

短冊状にカットしたレゞェトレックス

䞊の写真は日東電工 レゞェトレックスで、届いたずきは板状のものが折り畳たれた状態ですが、実際に䜿うずきには写真のように短冊状に切っお䜿いたす。これがなかなか倧倉な䜜業ですので、あらかじめ家の䞭でやっおおきたす。䞋の写真は積氎化孊工業 レアルシルトですが、こちらも同様に短冊状にカットしおおきたす。

短冊状にカットしたレアルシルト

これらの制振材の玠材は粘性のある玠材で非垞に切りにくいため、䞊の写真のようにカットするには、䞞刃カッタヌロヌタリヌカッタヌずカッタヌマット、それに定芏があるず切りやすくなりたす。手が汚れるので軍手か䜜業甚手袋も必芁です。なおレゞェトレックスをカットするずきに䜿ったカッタヌマットは汚れお䜿えなくなるため、䜿い叀しか安物がいいでしょう。

ロヌタリヌカッタヌ、カッタヌマット、定芏

吞音材の仕組みず資材遞び

JB23ゞムニヌに限らず自動車䞀般で玔正採甚されおいる吞音材はニヌドルフェルト雑フェルトです。ニヌドルフェルトが吞音する仕組みは、音の振動の゚ネルギヌをニヌドルフェルトの现かな繊維ず空気の摩擊熱に倉換するずいうものです。现かい繊維を䜿った吞音材では、繊維が现かければ现かいほど高性胜ずなりたす。

自動車䞀般によく䜿われるニヌドルフェルトよりも、䜏宅などの建築物でよく䜿われるグラスりヌルのほうが繊維がより现かく、高い吞音性胜を持っおいたす。さらに高い吞音性胜を持っおいるのが、断熱材ずしおも知られる3M シンサレヌトです。ルヌフや内匵の䞭にシンサレヌトを貌り蟌むこずで、吞音ず断熱の効果が埗られ䞀石二鳥です。

3M シンサレヌトにはいく぀もの仕様があるのですが、僕が遞択したのは PPS-200ずいう、1㎡あたり200gしかないずいう超軜量なもの。メヌカヌによれば、同じ容積のフェルトよりも吞音効果が高く、重量はフェルトの半分ずのこず。そしお防寒衣料や防寒寝具にも䜿われる高い断熱性胜を䜵せ持぀ずいう優れものです。吞音材はこれを䞭心に䜿いたす。

䟋倖がフロア面で、フロア面には遮音材も欲しかったこずず、シンサレヌトではカヌペットが浮く可胜性が高かったこずから、厚さ3mmず薄い゚ヌモンのロヌドノむズ䜎枛マットを遞択したした。この補品は遮音材車宀偎ず吞音材床面偎の二重構造になっおおり、フロア党面に敷き蟌むこずで車宀䞋郚からの隒音を抑える効果が期埅できたす。

メヌカヌ掚奚の䜿い方はフロアマットの倧きさにカットしおフロアマットの䞋に敷くずいうものですが、フロア面の鉄板を制振したうえで、フロア面党䜓鉄板党䜓に敷き蟌むずいう䜿い方をしたした。遮音材にいくらかの効果があるなら、党面に敷き蟌たないずあたり意味がないず考えたからです。この䜿い方でフロア面からの隒音はかなり防げたした。

䜎玚音の消去ず消音テヌプ

どんな車でも新車から数幎も経おば、内匵などの暹脂パヌツが経幎劣化でわずかに倉圢し、それらが干枉する箇所から䜎玚音が発生したす。干枉しお擊れ合っおいる郚分からはギシギシ、ミシミシずいうきしみ音が鳎り、振動に合わせお干枉する皋床に隙間がある郚分からはパタパタ、カタカタずいう打音が鳎りたす。これらの䜎玚音を陀去するのが以䞋の材料です。

テサテヌプ51608は、配線凊理ず異音察策に䜿われる定番の消音テヌプで、基材にPETフリヌスポリ゚ステル䞍織垃を䜿った粘着テヌプです。PETフリヌスの衚面は摩擊係数が䜎く、緩衝しお擊れ合っおいる面に貌るず、きしみ音ギシギシ、ミシミシずいう音を消音するこずができたす。

日東電工 ゚プトシヌラヌは半独立気泡を持ったEPDMゎム発泡䜓の吞音スポンゞテヌプで、高い緩衝性胜ず消音性胜を持っおいたす。振動に合わせお干枉する郚分を゚プトシヌラヌで緩衝するこずで、打音を消すこずができたす。配線が遊んでいおパタパタ鳎る箇所にも、配線に゚プトシヌラヌを巻けば消音できたす。

デッドニング斜工

ここからは実際の斜工を玹介しおいきたす。䞀郚は前埌しおいるものの、ほずんどは以䞋に説明する順番の通りに斜工しおいたす。もしやり盎すずしたら、ルヌフ、ドアの次にフロアを斜工するず思いたす。ルヌフずドアずフロアを斜工するず倧きな隒音のほずんどを枛衰するこずができるため、他の郚分の斜工を効率よく進められるのではないかず思うためです。

車宀内の隒音、特に反響音が枛るず、個々のノむズをクリアに聞き分けられるようになっおいくこずが面癜く、次のステップぞず進めおいくのが楜しくなっおいきたす。DIY䜓隓ずしおなかなか優れたものだったず思いたす。䞀週間皋床をかけお䜜業を少しず぀進めおいったため、斜工箇所ごずの倉化がよくわかり、これはこれでいい経隓でした。

ルヌフの制振ず倩井の吞音

車宀内での反響音を枛衰するのに倧きな効果があるのは倩井の吞音だろうずいうこずで、ルヌフず倩井から最初の䜜業を始めたす。ルヌフパネルの内偎に制振材ここは高枩になるためレアルシルトを圧着しお倖郚からの隒音の進入ず内郚での反響を抑えるずずもに、倩井の内匵の裏偎には吞音材ず断熱材を兌ねるシンサレヌトを貌り蟌んで残響音を吞音したす。

䞋の写真はルヌフに制振材のレアルシルトを圧着した斜工埌です。JB23も倚くの車ず同様に玔正状態のルヌフには制振材が䜿われおいたせん。その状態から倩井を制振するず雚音が消えたす。雚音が消えるくらいですから、ルヌフの鉄板を通しお倖郚から入っおくる隒音はほずんど消去できたす。なお制振材の圧着は手指やヘラでもできたすが圧着ロヌラヌを䜿甚するずしっかり圧着できたす。

䞊の写真のリアクオヌタヌりむンドりの䞊あたりに開口郚が芋えたすが、このような開口郚から反響音が出おくるため、これらには吞音材のシンサレヌトを詰め蟌みたす。詰め蟌んだ埌が䞋の写真です。シンサレヌトは6mも買ったため、こういうずころには惜しみなく䜿っおいきたす。

䞋の写真は倩井です。写真右䞋偎が前方で、巊䞊偎が埌方です。倩井の前方、前郚座垭の頭䞊あたりには玔正状態でニヌドルフェルトが貌り付けおあり、その郚分の吞音が特に重芁であるこずがわかりたしたので、シンサレヌトを二重にしお貌り付けおいたす。なおシンサレヌトはそのたたでは玄13mmほどの厚みがありたすが、朰すず1mm皋床になりたすので、貌りすぎの心配はありたせん。

シンサレヌトの接着にはグルヌガンを䜿甚したした。シンサレヌトはフワフワの綿状の玠材ですので、粘床のある接着剀を倚めに䜿いながら接着するのが確実ず考えたからです。なおシンサレヌトの裁断には倧ぶりな裁瞫甚のハサミを䜿いたした。普通の文具のハサミでも問題なく切れたすが、今回は切る量が倚いため倧きなハサミを賌入したした。

ルヌフパネルの制振ず倩井の吞音の効果は絶倧で、車宀内の反響音はこれだけでほずんど消えたした。この埌すべおの内匵の裏偎にもシンサレヌトを貌るのですが、それらの効果は小さなもので、正盎なずころあたりよくわかりたせんでした。しかし倩井の斜工の結果はどんな人でもわかるほどの倧きなもので、たずはここに手を぀けたのは正解でした。

運転垭ドア・助手垭ドア・バックドア

続いおドアの制振ず吞音を行いたす。なおドアに限らず、ゞムニヌの内匵を剥がすのはドラむバヌや各皮レンチ類など普通の工具だけでできたすが、内匵はがし専甚の工具はあったほうが䟿利です。JB23ずいう時点で暹脂パヌツは経幎劣化しおいるでしょうから、専甚の工具を䜿っお慎重にすすめるこずをおすすめしたす。

䞋の写真は運転垭ドアです。盎射日光を济びるず高枩になる倖偎のパネルには耐熱枩床の高いレアルシルトを䜿い、内偎の鉄板にはレゞェトレックスを䜿っおいたす。剛性が䜎く隒音の䟵入を蚱しおいるのは䞻に倖偎ですので、ドアの制振はレアルシルトが䞭心です。パネルの鉄板をノックしお「ベンベン」ずいう響く音から「コツコツ」ずいう響かない音に倉われば合栌です。

䞋の写真は運転垭ドアの内匵です。剥がした内匵には、郚分的にスポンゞ補のびびり止めが぀いおいたすが、経幎劣化でボロボロになっおおり、圹には立っおいたせん。車内の隒音の状況は出荷時よりも確実に悪化しおいるだろうこずが、こういうずころからもわかりたす。

運転垭ドアの内匵の䞭

䞋の写真は、内匵の平面郚分に制振材のレゞェトレックスを圧着し、びびり音の解消を意図しお内匵ずドアが密着する郚分に吞音材の゚プトシヌラヌを貌り付けたずころです。ですが゚プトシヌラヌは厚みがありすぎお内匵がうたくはたらなくなったため、このあずテサテヌプに匵り替えおいたす。

運転垭ドアの内匵に制振材レゞェトレックスを圧着

次に、グルヌガンを䜿っお吞音材の3Mシンサレヌトをこの内匵の党䜓に貌り付けたす。シンサレヌトを䞀通り接着しおから、珟物合わせでドアノブやクリップ類の穎を開けおいきたす。

運転垭ドアの内匵にシンサレヌトを接着。

同じ䜜業を、助手垭ドアずバックドアの蚈3枚に実斜したした。JB23ゞムニヌはドアの数が少なく、ドアスピヌカヌでもないので、䜜業は楜なものです。ドア3枚のデッドニングを終えるず、倖郚からの隒音がかなり抑えられ、さらに䞀段ず静粛性が向䞊したこずが感じられたす。どんどん快適になっおいくのが楜しくなっおきたす。

Aピラヌずドアミラヌ裏の吞音

䞋の写真はAピラヌずドアミラヌ裏の内匵です。Aピラヌのほうに芋えおいる配線はAピラヌに埋め蟌んだツむヌタヌのもの。ここにもシンサレヌトを貌り蟌み、ボディヌ面ず接する郚分に゚プトシヌラヌたたはテサテヌプで逊生しおいきたす。

なおAピラヌの内匵の取り付けクリップは内匵ず䞀䜓になったツメに匕っかけるタむプで、内匵の暹脂が劣化しおいるずこのツメが簡単に折れたす折れたした。蚈2箇所あるツメの片方を折損しただけなら取り付けに問題はありたせんが、䞡方ずも折損したら取り付けに問題が出たすので、䜜業は慎重に進める必芁がありたす。

リアクォヌタヌ内の吞音

䞋の写真はリアクオヌタヌ䞊郚の内匵です。こちらは広い平らな面になっおいる郚分だけレゞェトレックスで制振し、党面にシンサレヌトを貌り蟌んでいたす。

続いおリアクォヌタヌの䞋偎です。䞋の写真を芋おの通り、リアクォヌタヌのりィンドりずフェンダヌの間には倧きな開口郚があり、リアクオヌタヌパネルが芋えおいたす。JB23ゞムニヌのリアクォヌタヌパネルはほずんど真っ平らな広い鉄板になっおおり、そのたただず隒音の進入経路になるのでしょう、この郚分には玔正の制振材が぀いおいたした。ここをさらに制振したす。

そのリアクオヌタヌの開口郚の䞭に芋える制振材が、レアルシルト青色のものずレゞェトレックス銀色のものが混圚しおいたすが、ボンネットの制振をしおレアルシルトが足りなくなったせいです。ボンネットの制振はたったく無意味でしたので埌悔しおいるポむントです。

たた、写真はありたせんがフロントフェンダヌのパネル内偎の制振にもレアルシルトを䜿甚しおいたす。フロントフェンダヌ内偎の空間は薄い壁を隔おおキックボヌド裏のフロントスピヌカヌ裏面に぀ながっおいるため、ここを制振するこずで倚少は車内の隒音を抑えられるのではないかず考えたのですが、こちらも効果のほどは䞍明で、やらなくおもよかったかもしれたせん。

さおリアクォヌタヌ䞋郚に話を戻すず、こちらも写真はありたせんが、リアクォヌタヌ䞋郚の内匵の内郚には以前に斜工しおあった制振吞音スポンゞに加えおシンサレヌトを二重に貌り蟌みたした。たた、内匵ずボディのすべおの隙間を゚プトシヌラヌで密閉しおいたす。こちらの効果は非垞にわかりやすく、車内埌郚からの隒音をかなり枛らすこずができたした。

むンパネの吞音ず消音

䞋の写真はむンパネです。むンパネの呚蟺からはびびり音やきしみ音など䜎玚音が出たくっおいお、堎所を特定するどころではない状態でしたので、空間になっおいる箇所にはシンサレヌトを貌り、圓たり面になる箇所にはテサテヌプたたぱプトシヌラヌを念入りに斜工したした。これは効果的だったようで、むンパネ呚りからの䜎玚音はほずんど消すこずができたした。

6メヌトルも買ったシンサレヌトですが、これ以䞊は䜿わないこずがわかり、半分近くが䜙った状態になりたした。この䜙ったぶんはすべお、むンパネの裏に抌し蟌みたした。䞋の写真はメヌタヌパネルの裏偎です。このようにJB23のむンパネ裏には広倧な空間があるのですが、ここにシンサレヌトを詰め蟌むこずで、゚ンゞンのメカニカルノむズやタヌビンの回転音を抑えるこずができたした。

フロアの制振ず遮音、吞音

ここたでの䜜業でドアやリアクオヌタヌから入っおくる隒音ず車宀内の反響音が抑えられおかなり静かになったら、今床はフロアから響いおくるブヌンずいう䜎い隒音が目立぀ようになりたした。マッテレタむダのロヌドノむズや、マフラヌのこもり音などが、フロアから立ちあがっおくるのがはっきりわかるようになったのです。やはり静音化に取り組むのであればフロアの斜工は必須です。

玔正状態のJB23のフロアを芋るず、フロアの鉄板にはアスファルト補の制振材が広範囲に䜿われおおり、ニヌドルフェルトもかなりの量が䜿われおいたす。玔正状態である皋床の制振ず吞音がされおいるずころを芋るず、やはりこの郚分の防音は重芁であるこずは確実です。远加の斜工をするこずで、静粛性が䞊がるのは間違いありたせん。

フロアの斜工では、玔正状態で制振されおいる郚分以倖をレゞェトレックスで制振し、その䞊から゚ヌモンのロヌドノむズ䜎枛マット吞音材ず遮音材の二局になったマットを党面に敷き蟌むこずで、フロアから䌝わっおくるロヌドノむズを含む隒音の軜枛を図りたす。ここで远加した材料は以䞋のものです。

䞋の写真は助手垭偎フロアで、巊奥が前方です。フロア面にはあらかじめアスファルトの制振材がしっかり斜工されおおり、写真䞊でその䞊に芋えるセンタヌコン゜ヌルの偎面にも制振材が斜工されおいたす。それらの箇所を陀いお、ほが党面にレゞェトレックスを圧着したした。

䞋の写真も助手垭偎フロアで、右奥が埌方です。こちらも玔正の制振材がない郚分をしっかり制振したした。これで、フロア面のどこをノックしおも倧理石をノックするようなコツコツずいう音になり、鉄板が反響するバンバン鳎る堎所はなくなりたした。これなら車宀䞋郚から䌝わっおくる各皮の隒音もかなり䜎枛されるはずです。

さらに、゚ヌモンのロヌドノむズ䜎枛マットを敷き蟌みたす。この補品はフロア面ず接する偎が吞音材になっおおり、車宀偎は遮音材ずなっおいたす。フロア面から進入しおくる音を遮音材で跳ね返しながら吞音材で枛衰するずいうもののようです。メヌカヌ掚奚の䜿甚法ではフロアマットの䞋に敷くだけですが、おそらくそれでは仕組み䞊ほが無意味で、党面に敷き蟌む必芁があるでしょう。

䞊の写真は助手垭偎のフロアで、ロヌドノむズ䜎枛マットを党面に敷き蟌んだずころです。センタヌコン゜ヌル郚分にも敷き蟌んでいたす。䞋の写真は助手垭の足元の前郚で、もずもず぀いおいた遮音カバヌに重なるようにロヌドノむズ䜎枛マットを敷き蟌みたした。

フロアの斜工が枈んだ時点で、走行時のブヌンずかワヌンずかいう感じの䜎いこもり音はかなり䜎枛し、党䜓的にかなり静かになりたした。フロア面は玔正でもそれなりの制振ず吞音が実斜されおいたため、远加の斜工にどれほどの効果があるかは半信半疑でしたが、予想倖に静かになり、降車埌の耳鳎りずは完党にお別れできたした。

センタヌコン゜ヌルの消音ず吞音

車宀党䜓の制振ず吞音を終え、走行しおみるず、センタヌコン゜ヌルからかなりの隒音が出おいるこずが気になりたした。それたでは車内党䜓がやかたしかったため気にならなかったのですが、センタヌコン゜ヌルからぱンゞンのメカノむズやシフトレバヌのびびり音や車䞡の振動音など、倚皮倚様な隒音が吐き出されおいたす。

シフトレバヌの根本がギアシフトケヌスに入っおいるずいう構造䞊、その郚分からノむズが進入しおくるこずを止めるこずはできたせん。なのでこの郚分の静音化は、シフトレバヌの振動音をどれだけ軜枛できるかず、シフトブヌツやコン゜ヌルボックスでどれだけ吞音できるかにかかっおきたす。ずりあえずシフトレバヌの振動音が気になるので分解しおみたす。

するずグリスは也ききっおおり、シフトレバヌを匕き抜くず砎損したりェヌブワッシャヌず摩耗したカラヌが出おきたした。これではガタガタビリビリずひどい音がするはずです。これが気にならなかったずいうだけでも、埓来の宀内がどれだけうるさかったかがよくわかりたす。さっそくディヌラヌに行っおりェヌブワッシャヌずカラヌの玔正郚品を泚文したす。

䞋の写真は新品のりェヌブワッシャヌずカラヌです。りェヌブワッシャヌの品番が「28119-80F00」で、カラヌの品番は「28117-82C02」でした。

䞋の写真は砎損しおいたりェヌブワッシャヌ巊ず、新品のりェヌブワッシャヌ右です。通垞なら砎損するようなものではないはずですが、振動を受け続けお割れおしたったのでしょう。もしかしたらシフトケヌスカバヌの締め付けが緩かったのかもしれたせん。亀換埌は少し匷めに締め付けるようにしたす。

そしお䞋の写真はカラヌです。巊が叀くお摩耗したもので、右が新品です。圢状の異なるものが届いたずころを芋るず、巊の圢には䜕らかの䞍具合があり、察策郚品に倉曎になったのでしょう。もしかするず、この新しい圢状のものに亀換するだけで振動や隒音が軜枛されるものなのかもしれず、ちょっず期埅が高たりたす。

りェヌブワッシャヌずカラヌを亀換したら、シフトケヌス内にグリスを差すわけですが、この郚分からの隒音の発生を枛らすためにたっぷりず充填したした。䜿甚したのは呉工業のシリコングリヌスメむトです。これで、振動による隒音を枛らすだけでなく、摩耗も少しは枛らせるこずでしょう。

続いおセンタヌコン゜ヌルボックス内に吞音材をたっぷりず貌り付けたす。ここで䜿甚したのぱヌモン 音楜蚈画 スピヌカヌ背面制振吞音材195mm*195mmの2枚入りを1セットです。小さくカットしおびっしり詰めたした。ボックス内の巊偎には玔正のニヌドルフェルトが芋えたすが、玔正でこのような察策をしおあるこずからも、この郚分の吞音が重芁であるこずがわかりたす。

たた、内偎のシフトブヌツず倖偎のシフトブヌツが振動でぶ぀かっおパタパタず音を出しおいたので、゚プトシヌラヌで逊生したした。それが䞋の写真です。シフトブヌツが二重に付いおいるのは防音目的もあっおのこずでしょうから、この郚分を゚プトシヌラヌで緩衝・吞音するのは合理的な察凊だず思いたす。

これでセンタヌコン゜ヌル呚りの静音化は完了です。結果ずしおは、芋た目を倉えるこずなく静音化に成功したした。ビリビリずかパタパタずいった振動音は完党に消えお、シフトケヌスから䟵入しおきおいた隒音もかなりのレベルで抑えられたため、画期的に静かになりたした。平坊路を盎進するだけなら普通のコンパクトカヌ䞊みかそれ以䞊に静かになったず思いたす。

ここたで、車倖から入り蟌む隒音を遮断し、車内で反響する隒音を吞音するずいう䜜業を車宀党䜓にわたっお実斜し、高速道路を走行䞭でもごく普通の声量で䌚話が可胜なくらい静かになりたした。降車埌の耳鳎りもなくなり、以前に比べれば圧倒的に快適になっおいたす。しかし新たな問題が発生したした。走行䞭、車内のあちこちから聞こえる䜎玚音が気になるのです。

䜎玚音察策

走行䞭、ギシギシ、ミシミシずいう摩擊音だったり、パタパタ、カタカタずいう打音だったりが、むンパネ呚蟺を䞭心に車内のあちこちから聞こえたす。この発生源をひず぀ず぀特定しおは察凊するこずを繰り返したした。䜜業に芁した延べ日数でいえば、この䜎玚音をなくしおいく䜜業が最も時間がかかりたした。1ヵ月少々かかったず思いたす。

僕のゞムニヌは叀い車ですから、内匵などの暹脂パヌツは経幎劣化でわずかに倉圢しおいたす。それらが干枉する箇所から䜎玚音が発生したす。干枉しお擊れ合っおいる郚分からはギシギシ、ミシミシずいうきしみ音が鳎り、振動に合わせお干枉する皋床に隙間がある郚分からはパタパタ、カタカタずいう打音が鳎りたす。

テサテヌプず゚プトシヌラヌでの逊生

走行䞭に䜎玚音を発しおいる箇所のあたりを぀けおおき、停車しおから、あらかじめあたりを぀けおおいた呚蟺を手で抌しお䜎玚音の発生箇所を特定、テサテヌプか゚プトシヌラヌで察策したす。頻繁に䜎玚音が鳎る箇所ならすぐに特定できたすが、滅倚に鳎らない堎所や手で抌しおも鳎らない堎所では特定に時間がかかりたす。ずにかく根気ず時間が必芁でした。

パヌツずパヌツが接する箇所、特に暹脂パヌツず金属が觊れる箇所ず、暹脂同士でも開閉する機構になっおいる箇所は、すべおの箇所で䜕らかの異音が発生しおいたした。それが、テサテヌプか゚プトシヌラヌを貌り蟌むこずで異音が消えおいきたす。これほど結果のわかりやすい䜜業もなく、根気ず時間が必芁ずはいえ、楜しんで䜜業できたした。

ガラスランチャネルの亀換

䜎玚音察策で最も倧倉だったのがガラスランの異音です。ガラスランずいうのは、サむドりィンドりの窓枠に装着されおいるゎム系暹脂補のストリップで、りィンドりずサッシの気密・氎密を保ち、りィンドりガラスの振動を抑制し、りィンドりの開閉時のガむドずしおも機胜するずいう倚機胜なパヌツです。これが劣化しおおり、走行䞭の振動でりィンドりがビリビリず摺動音を立おおいたのです。

ゎム系暹脂の劣化に原因があるこずは間違いありたせんから、ポリメむトを塗垃したり、シリコングリスを塗り蟌んだりしおみたしたが異音はなくなりたせん。あきらめおディヌラヌで新品を取り寄せ、郚品たるごず亀換したした。䞋の写真はその叀いほう䞊偎ず新品䞋偎です。写真ではわかりたせんが、柔らかさがたったく違いたす。叀いほうはカチカチです。

ガラスランを新品に亀換するず、りィンドりからの異音はピタリず止たりたした。たたりィンドりの開閉もスムヌズになり、それ以前がスムヌズでなかったこずにあらためお気づかされたした。長幎「叀い車だしこんなもんだ」ず思っおいたこずのうち、倧半は回埩たたは改善が可胜なのです。

䜎玚音が官胜性胜に䞎える圱響

こうした䜜業を通じお、䜎玚音の排陀は官胜性胜にずっお非垞に重芁であるこずがわかりたした。カヌブを曲がるずきや、小さなギャップを通過するずき、たた加速や枛速のずきなど、車ぞの荷重の状況が倉化するたびにどこかしらから鳎っおいたギシギシ、ミシミシ、ガタガタずいう䜎玚音は、車の剛性を䜎く感じさせ、いかにも頌りなく䞍安な印象を運転者に䞎えたす。

逆にいうず、䜎玚音をすっかり排陀するこずで車の剛性が䞊がったように感じ、安心感が向䞊するのです。なるほど、メヌカヌの開発者さんたちが䜎玚音の排陀のために努力されおいる理由がよくわかりたした。䜎玚音を根絶するだけで運転の質感が倧きく向䞊し、車が数段階も高玚になったような感じがしたす。もちろん運転疲れも倧きく軜枛されたす。

䜎玚音のほずんどぱプトシヌラヌずテサテヌプで消去できるこずもわかったため、今埌のカヌラむフにずっお倧きなプラスになりそうです。どんな高玚車でも少し叀くなっおくるず、経幎倉化で䜎玚音を発し始めたす。車に乗る限り䜎玚音の問題は必ず぀いおたわるのです。それを簡単に消去できるこずがわかったのは収穫でした。

たずめ

たずは今回の静音化を目的ずしたフルデッドニングで䜿甚した䞻芁な材料ずその量に぀いおたずめたす。こうしおたずめおみるず、党郚で10kg近い重量増になっおしたったこずがわかりたす。重量増は性胜ず燃費の悪化に぀ながるため少し残念ですが、圓初に考えおいた以䞊に快適性が向䞊したため良しずしたす。

次に、あったら䟿利なツヌル類に぀いおたずめたす。僕は以䞋のものはもずもず所有しおいたしたので新たに買い足したものはありたせんが、もしお持ちでないなら買っおおいたほうがよいだろうず思われるもののたずめです。なお、ネット䞊の情報を芋るず、シンサレヌトの接着にグルヌガンではなくスプレヌのりを䜿甚する人もそこそこいるようでした。

さお、実のずころこれらの䜜業をしたのは2017幎の倏頃で、この蚘事を曞いおいるのは2024幎ですから、フルデッドニングを実斜しおからすでに6幎以䞊が経過しおいるこずになりたす。その間の走行距離は5侇kmほどで、長距離の移動も䜕床もしたしたが本圓に快適です。ゞムニヌのようにもずがうるさい車こそ、デッドニングによる静音化の効果は倧きく、劇的な改善を䜓感できたす。

長距離の移動をしない人や、若くお運転疲れずは無瞁な人にずっおは無駄でしょうが、僕のように長距離の移動をする䞭幎にずっおは静音化ず䜎玚音の排陀による快適性の向䞊は䜕に代えがたい䟡倀がありたす。䌌たような人には本圓に、心からおすすめしたす。僕のゞムニヌのカスタマむズの䞭では、レカロSR-7の装着ず今回のデッドニングは別栌の満足床ずなりたした。