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ブロガーは自分のキモさとどう向き合っているの?

ソーシャルメディアと呼ばれる一連のサービス群というのは、なかでもブログは特に、そのユーザーの承認欲求や自己顕示欲を刺激するツールだと言える側面があるはずです。ブログを書き、読者からの反応を得ることによって、人は(少なくとも僕は)、承認欲求や自己顕示欲が満たされたような、とてもよい気分になります。ブログは、承認欲求や自己顕示欲などといった人間の根源的な欲求を満たす(または満たす可能性がある)ものだからこそ、急速に浸透しつつあるのかもしれません。

ブログは実際に、わりとお手軽に承認欲求や自己顕示欲を満たすことができるツールです。ブログを書いていれば、どれだけのアクセス数があったかを把握することができ、コメントやブックマークやトラックバックや言及リンクなどの反応も把握することができます。ブロガーはそうした反応を確認するたびに、己の承認欲求や自己顕示欲が満たされる快感に打ち震えることができる、というわけです。中には中毒のようにブログに没頭する人がいるのも、この説明で納得できます。

とりわけ、アクセス数が大きくなり、それにともなって反応もまた多くなってくるという循環が始まると、快感もまたそれにともなって高まり、ブロガーはますます多くの快感を得ようと張り切ります。ちょっとブログ界隈を見渡せば、出たがりで、目立ちたがりで、自慢屋で、自己アピールに余念がなく、俺が俺が式で、ええ格好しいで、自説を披露するのが大好きで、自己評価が高くて、他人から認められたり褒められたりするのが気持ちよくて仕方がないというブロガーたちが、さらに気持ちよくなるために、カイてカイてカキまくっているのを目にすることができます。<tag>きんもーっ☆</tag>

とはいえ、承認欲求や自己顕示欲なんて多かれ少なかれ誰にでもあるものでしょうし、通常の社会生活においては、承認欲求や自己顕示欲というのはモチベーションの源として、自分を向上させるための燃料にもなりうるものです。こうした「認められたい」という欲求が正常に働いてはじめて、自己の向上や成長が可能になるのだと思うのです。この意味で、僕は別に承認欲求や自己顕示欲について否定的な気持ちは持っていません。むしろ肯定的に見ています。

しかしその一方で、あまりにもあからさまにそうした欲求の存在をWebというオープンな場に公開するというのは、人間の姿勢として恥知らずに過ぎるのではないかというようにも思えます。承認欲求や自己顕示欲などというものは、(少なくとも日本の文化としては)心の内に秘めておくべきものであるように、僕には感じられてならないのです。ブログのようなオープンな場で、自分の欲求をさらけ出すというのは、人間の行動として美しいものでしょうか?

ブログを書くという行為が、純粋に自分の考察や行動を記録することだけを目的とした行為であって、承認欲求や自己顕示欲と完全に切り離されたものであるなら、それは日記帳やチラシの裏など、非公開の場でやればいいだけのこと。それをわざわざ、Webというオープンな場所で嬉々として展開しているというのは、どんなに高尚な理由付けをしたとしても、やはりそこはかとないキモさは漂うものだと思います。

もちろん僕は、ブログの持つプラス面については大いに認識していますし、利用してもいます。それでも常に「自分のしていることは恐ろしくキモいことなんじゃないか?」という疑問が頭から離れないんです。実際に僕のブログは、あなたのブログと同じようにキモいですし。ブログを書いている皆さん、教えてください。あなたが書いているそのブログがそこはかとなくキモいという点について、それをどうお考えですか? 自分のキモさとどう向き合っていますか?

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