阿弥陀山 松尾寺(泉州松尾寺)

大阪府南部に住んでいて、吉野方面に顧客がいたりすると、葛城や吉野がとても身近な感じになってきます。すると自然な流れとして役行者に興味が湧いてきたりもします。これまでも役行者ゆかりの地には頻繁に足を運んでいますから、役行者ゆかりの霊場巡りも始めてみようと考えました。そこで、やはり家からわりと近く、和泉西国霊場の札所でもある阿弥陀山松尾寺を打ち始めに選び、「役行者霊蹟札所」も巡ってみることに。ということで、先ほどの家原寺に続いて、泉州松尾寺に行ってきました。
阿弥陀山 松尾寺の山門

このお寺は672年に役行者が開山したもの。本堂(金堂)は大阪府の指定文化財です。本尊の如意輪観音や、一緒にまつられている役行者像などは四月の第一日曜日に開かれる御影供の際にしか見られないと聞いていたのですが、ご朱印をもらおうと納経所に立ち寄ると、お寺の奥さんが本堂側面の入り口から入ってお参りしてよいと行ってくれたので、本堂の中で直接拝むことができました。暗い本堂の中で、懐中電灯の明かりを頼りに仏像を見たので、ちょっとホラーっぽい雰囲気もありました。
泉州松尾寺の本堂

不動堂にも参拝します。この他、源平一ノ谷の合戦の際の戦死者の首塚などもお参りしましたが、さすがにこれはちょっと怖いので写真には撮りませんでした。また、山門の外には樹齢800年という楠の巨木があり、これも見事でしたが、写真を撮るのは忘れました。下の写真は不動堂です。
泉州松尾寺の不動堂

和泉西国三十三所霊場のご朱印はこんな感じでした。
和泉西国霊場の朱印

役行者霊蹟札所のご朱印はこんな感じでした。
役行者霊蹟札所の朱印

参拝を終え、御朱印を受け取る際に、冷たい缶入りウーロン茶(サンガリア)の接待を受けました。本堂に入れてくれたりウーロン茶をくれたりと、驚くほどよいお寺でした。

霊場紹介

名称
阿弥陀山 松尾寺
通称
泉州松尾寺
宗派
天台宗
所在地
大阪府和泉市松尾寺町2168
開基
役行者 神変大菩薩
創建
弘文天皇白鳳元672年(弘文天皇白鳳元)
本尊
如意輪観世音菩薩
札所本尊
如意輪観世音菩薩・役行者像
御詠歌
不明・誰か教えてください
縁起など
この山で修行中の役行者が楠の霊木に「如意輪観世音菩薩」の尊像を刻んで安置したことに始まり、その後、越前の泰澄大師が入山し、諸堂を建立しました。平安時代、仁明天皇によって勅願寺となるも、1581年(天正9年)織田信長によって全山焼き討ちとなりましたが、寺宝や古文書などは、日輪院の長瑜という八十一才の老僧によって堺に待避され、事なきを得ました。その後まもなく、豊臣秀頼が片桐且元を普請奉行として四天王寺の阿弥陀堂(鎌倉時代)を移築して現在の本堂(府指定文化財)としました。
首堂は1184年(安徳4年)、源平一ノ谷の合戦の戦死者の首級を源義経が当寺へ送って葬ったものです。
加盟霊場

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