金剛山 転法輪寺

金剛山 転法輪寺は金剛山の山頂にあり、ロープウエーを使っても、ロープウエーを降りてからさらに標高で200mほど、道程で4km弱の山道を歩き、一言主神を祀る葛木神社などを経てたどり着くことができます。
金剛山の道

ロープウエーを降りたら、山道を歩いてまずは経塚を目指します。湧出岳の山頂付近にある経塚は、葛城二十八品の第二十一経塚です。役行者が葛城山脈を仏法の世界に見立てて法華経八巻二十八品を二十八箇所に分けて埋納したとされているのですが、ここがそのその二十一番目、というわけです。
葛城二十八品 第二十一経塚

もう少しで葛木神社、というところに、「出迎え不動明王」があります。登山者の道中安全を祈願するお不動さんだそうです。
出迎え不動さん

さらに少し進むと、仁王杉があります。写真は逆光でほとんど何かわかりませんが、中央が仁王杉で、樹齢は約500年ということです。ただ、同じくらいの大きさの杉は周囲にたくさんあります。
出迎え不動さん

この鳥居をくぐると葛木神社です。
葛木神社の鳥居

葛木神社では、一言主神、後醍醐天皇、楠木正成などを祀っていました。
葛木神社

葛木神社から転法輪寺までは200メートル程度しか離れていませんが、この間にも様々なものがあります。下の写真は「福石」。
福石

これは「宝剣塔」。
宝剣塔

これは「夫婦杉」。写真ではわかりにくいですが物凄い巨木です。
夫婦杉

転法輪寺に近づいてきました。道もそれらしい雰囲気になってきます。
転法輪寺の参道

転法輪寺の本堂横に直結している道があったので、そこから境内に入りました。写真に写っている建物が本堂です。
転法輪寺の本堂側面

本堂を正面から見るとこんな感じです。護摩壇とお不動さんの向こうに本堂、という配置になっています。
転法輪寺の本堂正面

このお不動さんの横には八重桜があるのですが、驚いたことにまさに満開でした。もう五月下旬なのに。金剛山の山頂と麓では温度差が10度あるとのことですが、その温度差のお陰でしょうか。
不動明王と桜

境内を一巡していきます。下の写真は「鎮宅さん」というそうで、家内安全の仏様だそうです。
鎮宅さん

これは金剛牛王(ごおう)。本尊の法起菩薩の化身で、人のために働き、人のためににっさいを捧げる姿を表現しているのだそうです。
金剛牛王

ここが行者堂。金剛山を開いた役行者を祀っています。
行者堂

転法輪寺では役行者のご朱印をいただきました。
金剛山 転法輪寺の朱印

さらに進んで金剛山頂へ。
金剛山頂

山頂には展望できる場所があります。
展望台

ここからの眺望(方向としては大阪湾を見おろす方向です)はまた格別でした。もやがかかっていなければ、手前に見える山並みのさらに向こうに、関空や、場合によっては淡路島まで見えるそうです。
山頂からの眺望

霊場紹介

名称
金剛山 転法輪寺(こんごうさん てんぽうりんじ)
宗派
真言宗醍醐派
所在地
奈良県御所市高天476(金剛山頂)
開基
役行者
創建
655年(天智4年)
本尊
法起菩薩
御詠歌
不明
縁起など
655年(天智4年)役行者が16歳の時、この山で修行中に法起菩薩を感得し、その姿を本尊に刻んで天法輪寺を創建し、鎮守として一言主神を祀った(現在の葛木神社)と伝わっているそうです。この山はもともと葛城山、高間山、高天山、葛城嶺などと呼ばれていたそうですが、転法輪寺の山号である「金剛山」が葛城山脈の最高峰を指すようになったそうです。江戸時代まで葛城修験道の中心として繁栄し、明治時代までは女人禁制だったといいます。
加盟霊場

周辺地図

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