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JB23W/3型改の走行インプレッション

出張のついでに、足回りを新しくしたJB23W/3型ジムニーのテストランをしました。走ってみたのは、阪神高速から山陽道、尾道の市街地と峠、しまなみ海道です。尾道の浄土寺山では、わずかながらダートも走りました。この後も愛媛県内を走り回る予定ですが、とりあえずインプレッションしてみようと思います。

まずは市街地ですが、自宅の近くや尾道の市街地を走ってみた限りでは、ステアリングの戻りが少し弱くなったことと、ステアリングが軽くなったこと、サスペンションの突き上げが少し大きくなったこと、それとわずかに視点が高くなったことなどを感じた程度で、良くなったのか悪くなったのかの判断はできませんでした。

しかし、渋滞の阪神高速を抜けて山陽道に入ると、意外なほど高速道路での安定性が高まっていることに驚きを覚えました。高速走行時でもまったくぶれることがなく、ブレーキング時やコーナリング時の姿勢変化も小さく、ノーマル状態から比べれば断然よくなっています。ただ、山陽道はアップダウンが多い道路ですので、インタークーラーのエアインテークを大型化した効果がわかりやすいのではないかと思ったのですが、実際のところはまったく体感できませんでした。

そして、最も驚いたのがしまなみ海道です。しまなみ海道は、尾道から今治に至る大小の島々を橋で結んだ道路ですが、その構成上、橋の上では強い横風をまともに受けます。従来ならば、風に煽られて横に振られていただろうほどの強風を受けても、ほとんど影響なくまっすぐ走れました。重心位置は高くなっているにもかかわらず、こういう結果だったことは意外でした。

また、尾道で走ったワインディングでは、ロールが明らかに小さくなっており、サスペンションが長くなって重心も高くなったにもかかわらず、非常に安定して走ることができるようになりました。従来はワインディングで少し調子に乗ると、イン側のタイヤが浮き上がりそうになって怖かったのですが、現在の足は踏ん張りが強く、安心してコーナーに突っ込めます。

それから、尾道の浄土山では、山頂付近の浄土寺奥の院を目指して登っていったところ、期せずして未舗装路に遭遇しました。基本的にはよく踏み固められた走りやすいダートなのですが、ぬかるんでいる部分も一部あったほか、アップダウンの急だった箇所では雨水が流れた跡が大きな溝になっており、少々走りにくかったのですが、新しいサスペンションとタイヤのおかげで、難なくクリアできました。

下の写真は、数カ所にあったぬかるみのうちの一カ所。まあこれくらいなら車も汚れません。

少々のぬかるみなら問題なし

下の写真は長い上り坂のアプローチ。これくらいの傾斜なら、新しいタイヤのおかげで二駆モードでも何の不安もなく登れます。この場所も道幅が狭く、ジムニーですらマージンは30cmほど。路肩も弱いので、ランクルなら脱輪の心配をする必要がありそうです。

長い上り坂へのアプローチ

また、下の写真では道幅が異常に狭いことがわかるかと思います。こういう場所でも、ジムニーならスイスイです。

道幅の狭いところでもスイスイ

市街地での性能向上(乗り心地の向上も含め)を実感できなかったのは残念でしたが、高速道路、ワインディング、ダートでは、まったく別物と言える素晴らしい性能を発揮してくれました。今回の出張では、四国霊場の巡礼(愛媛県の一部だけですが)も計画しているのですが、山の中を駆け回るのが楽しみになってきました。

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