僕の愛車は JB23W/3型のジムニーで、新車で購入してからまる7年が過ぎました。とはいえ極めて良好な状態を保っているということで、まだしばらく乗り続けることを決意し、気分転換を兼ねて足回りを中心にカスタマイズすることにしました。今までは、購入直後に行った前後バンパー交換、スキッドプレート装着、マフラー交換(いずれもスズキスポーツ製)という感じでずっと走ってきました。その状態のものが下の写真で、これは昨年の秋に撮ったもの。奈良県南部の山奥で怪しげな未舗装路を進んで行き止まりになった図です。

僕がジムニーに乗り続けることを決めた理由というのは、趣味の巡礼の際には軽トラかジムニーでないと走れない道(狭い農道や荒れた林道など)が多く、他の車種では代替がきかない、というのが最大の理由です。日本の林道や農道の多くは軽トラックでの走行を前提としたものが多く、普通自動車の感覚でいえば0.8車線くらいというような狭い道(巨大なクロカン四駆では進入すらできない)がほとんどです。さらに、林業や農業の衰退からか、放置されて荒れ放題になっている道も少なくありませんから、ある程度以上の走破性も必要になります。
そんなわけで、他には特に欲しいと思えるような車種もなく、現在のジムニーが好調ということもあって、まだまだ乗ることを決めたわけですが、さすがに少々飽きてきたというのも事実。そりゃあ同じ仕様の同じ車に7年も乗れば、飽きてきても当然ですよね。ということで、気分転換に足回りを中心としたカスタマイズを施すことに。足回りの部品を交換すれば、乗り味はガラッと変わりますから、気分転換にはもってこいです。
そのカスタマイズの方向性ですが、僕が走るステージというのは基本的にすべて道路(もちろん未舗装路も含まれますが)ということで、ターマック性能の向上を中心に、グラベルでも走りやすいようにカスタマイズする、という方向性でいくことに決めました。また、いかにも改造車然としたコテコテの雰囲気になることは避け、詳しくない人が見れば「まあこういう車なんだな」と思うような地味な見た目になるようにと考えました。
僕はロッククローリングとかモーグルとかをやるわけではないので、今回の改造では、リフトアップはわずかにとどめ、ノーマルのスタビはそのまま残します。また、ジャンプの着地にも耐えるような固いショックアブソーバーは不要なので、入り側はノーマルよりわずかに固い程度、戻り側は堅めという感じの、コーナリングでの姿勢変化の少ない乗り心地重視のものを、と考えました。
結果的には、アピオさんのキットにちょうど良さそうなものがあったので、それを調達することに。タイヤにしても同様で、オンオフ両用のATタイヤで、しかも燃費向上や騒音低減のためにノーマルサイズを選びました。アルミホイールは重量の軽さを重視し、色はボディ色に合わせて白色を選択。これらはスージースポーツさんで調達しました。今回交換したパーツは以下のようなものとなりました。
- 45mm車高アップのコイルスプリング(ノーマルよりかなり固め)一式
- ショックアブソーバー(ノーマルよりわずかに固い程度)一式
- キャスター角(フロント)調整用のブッシュ一式
- ホーシング補正用のラテラルロッド前後
- ATタイヤ一式
- アルミホイール一式
- インタークーラーのエアインテーク大型化(コブラエアインテーク)
- 板金塗装
タイヤとホイールを除くパーツ群は写真は下のような感じです。ちなみに写真の上部に写っているのは今回の改造前の姿です。テッチンホイールがまぶしいです。

ちなみに、僕がこうして検討したような仕様は、硬派なクロカン仕様とはちょっと異なるものなので、その筋のコテコテなショップには何となく行きづらくなります。僕の自宅から15km圏内には、ジムニーを中心に扱うクロカンの専門店みたいなショップがいくつもあり、実はいくつかは覗いてみたのですが、どうにも敷居が高いというか何というか・・・。もちろん、ドレスアップ車というわけでもないので、その筋のショップへの持ち込みもちょっと・・・。あと、この種の作業で社外品を使ったものは、ディーラー系のお店では請けてもらえません。そういうわけなので、こういう作業を安心してお願いできるショップというのは案外と少ない(または見つけにくい)もので、ちょっと苦労するんです。
そんな中、今回お世話になったのが、僕の居住地と同じ堺市北区にある北山自動車整備工場さん。ネット上をうろうろしていて運良く発見したお店なのですが、社長さんのブログなどを見てもいかにもいい感じ。各種の四駆車やジムニーを中心に、二輪まで含めた様々な車種を扱っています。これはいい、ということで、そこに依頼することに。ついでなので、ボディー各部についた積年のキズや凹みも補修してもらうことにしました。下の写真は入院中のジムニー。

今回依頼した北山自動車整備工場さんは、専門ショップならではの敷居の高さのようなものはなく、社長はじめ従業員の皆さんも(あとお客さんたちも)気さくで感じが良くて、とっても満足です。パーツもすべて持ち込み(僕が自分で通販で購入しました)だったのですが、快く対応してもらえました。さらに、いつも出迎えてくれる犬(りょうまくんというそうです)がまたかわいい。

そんなこんなで、僕のジムニー、下の写真(北山自動車さんのガレージ前にて)のような感じに仕上がりました。ノーマル車両と比べれば外観なども大きく変化しているのですが、まあ違和感のない地味な見た目に仕上がっているのではないかと思います。これくらいきれいに仕上がっていれば、あまり詳しくない人なら改造車には見えないのではないかと。

走行インプレッションなどは、明日から仕事で愛媛県に行くのですが、この車に乗って行ってくる(初のしまなみ海道ドライブ!)ので、その際の感想などを含めて後日あらためて書いてみたいと思います。



