因幡堂(京都市下京区因幡堂町・平等寺)は浄瑠璃の発祥の地ともいわれており、室町時代から猿楽が奉納上演されてきました。江戸時代には因幡堂芝居と呼ばれる歌舞伎も上演されてきました。また「因幡堂」「鬼瓦」「仏師」「六地蔵」「金 […]
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因幡堂とは、京都市下京区因幡堂町(松原通烏丸東入)にある平等寺のことである。その因幡堂が狂言にしばしば登場する。曲名そのものが「因幡堂」と名付けられた狂言をはじめとして、「鬼瓦」「仏師」「六地蔵」「金津(金津地蔵)」などの諸曲がこの寺を舞台に用いている。実在する固有の寺院がこれほど狂言に用いられている例はほかにない。その理由は何なのか。狂言との関係はどうなのか。そのような疑問を明らかにすべく、因幡堂の位相を多角的に探ってみたい。
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2006年10月6日は旧暦8月15日にあたり、中秋節(中秋の名月)です。この日は、京都東山にある真言宗智山派(成田山新勝寺や川崎大師平間寺などを擁する大宗派です)の総本山 智積院では「観月会(かんげつえ)」という催しがあ […]
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