Wikipedia検索エンジン「Wikiseek」は Google を脅かさない

フリー百科事典「Wkipedia」の内容と、Wikipedia からリンクされているページを対象に検索するという「Wikiseek」なるサービスが開始され、スパムや SEO を意図した項目を制限した検索結果を提供するとして話題になっているようです。日本でも、「Wikipediaベースの検索サービスが開始,Googleを脅かすかも」というエントリでメディア・パブさんがさっそく取り上げていました。

しかしこれ、それほど驚くようなニュースなんでしょうか。というのも、Microsoft の Live Search の機能の一つである検索マクロを使うと、同じような検索エンジンをすぐに作ることができます。試しに今作ってみたのがこれ「wikiseek_liveです。これも、wikipedia内のページと、wikipedia.org からリンクされているページだけを検索対象とした検索エンジンです。実際に使えるようにしてあるので、実物にアクセスして試してみてください。

さて、たった今作ったばかりの「wikiseek_live」、その内容はといえば、検索マクロの標準的な使い方に従って1行のコードを指定しただけという簡単なものです。その内容とは以下の通り。

linkfromdomain:wikipedia.org

少し解説すると、「linkfromdomain:」というのは、指定したドメインと、そこからリンクされているページだけを対象に検索するというもの。そして、その使用例として出されているのが、上のコードとまったく同じ
linkfromdomain:wikipedia.org
という文字列なのです。この説明として「wikipedia.org と wikipedia.org からリンクされているすべてのサイトを検索し、検索結果を返します」と書かれていたりします。

メディア・パブさんでは本家の Wikiseek が「Google を脅かすかも」としていますが、もしそうなら、マイクロソフトはもっと脅威ですね。

ちなみに上記とは別に、検索マクロを使ってちょっと面白い検索エンジンを作ってみました。題して「知識検索から横断検索」です。これは、教えて!goo や Yahoo! 知恵袋、人力検索はてななどの日本語の知識検索サイトから横断検索するというもので、業者やアフィリエイターのページによって検索結果の上位が埋め尽くされている種類のキーワードで、実体験に基づく情報を得たいときに有用です。

金融、クレジット、引越し、保険、探偵、美容整形、エステ、といった、いわば SEO の激戦区の様相を示しているジャンルでは、通常の検索で役立つ情報やユーザーの体験談を集めようとしても、なかなか思ったような検索結果が得られません。そこでこの「知識検索から横断検索」を使うわけです。すごく面白い結果が得られますよ。お試しください。

ブログ内の関連する記事

 RSSを購読

トラックバックURL


トラックバック1件

  1. INTER-WEB より:

    第56回目はネットのお役立ち情報~超大手検索サイトのスピンオフサイト

    INTER-GATE編集部です。超大手検索サイトがスピンオフして別途スピンオフサ…