現在位置: メイン > お仕事のことマーケティングSMO ソーシャルメディア最適化 >

86.7% の人は知らない人が書いた提灯ブログを信用しない

昨日メディア・パブの田中さんたちと話していた内容に関連する記事を発見しました。

また、企業が自社商品の推薦記事を書いてもらうため、ブロガーにお金を払う場合があることについて、41.3%が「知っている」とした。さらに、「知っている」回答者に対し、企業からお金をもらって書いている友人・知人の推薦商品(サービス)を信用するのか尋ねたところ、63.0%が「信用しない」と答えた。同様に、お金をもらって書いている知らない人のブログでは、86.7%が信用しないとしている。

企業がブロガーにお金を渡す行為、55.5%が「賛成」

非常に興味深い記事ですので、ぜひ原文をあたってみてください。それともう一点。少し古いものですが、シックスアパートの河野武さんが主催しているWOM勉強会 で行ったプレゼンその資料(PDF)が秀逸なので、以下にその資料から引用してみます。

わかったこと

  • 26本書いても5,610円にしかならない
    • 1本あたり、216円
    • 1本書くのに平均30分だとして、時給432円
  • ほぼ毎日オファーが来る
    • けっこう大手の広告主がいる
      • 富士通、エプソン、ソニー銀行、明治安田生命

儲からないから、みんな 辞めちゃうんじゃないの?

WOM-20070126-kouno.pdf - P38

これはプレスブログというエントリ型ブログ広告サービスを、河野さんが実際に2006年12月の1ヶ月間にわたって使用し、どれだけの報酬が得られたか、という実験の結果です。プレスブログとは、企業やブランドから配信される商品やイベント情報のリリースを元にブログ記事を書き、ブロガーは掲載料を得ることができるというサービスで、会員数は16,000人にも及んでいるとのこと。

このエントリ型ブログ広告、あらゆる意味で寒いような気がするんですが、気のせいでしょうか。ちなみに、これを機に他の類似のサービスを調べてみたのですが、この実験に使われたプレスブログは、この種のサービスの先駆けであるだけでなく、記事の書きやすさ(元ネタの面白さ)や広告主の多さ、運営姿勢の真摯さなどの点で、最も優れたサービスの一つだと言っていいでしょう。そのプレスブログですら、一ヶ月頑張って26本の記事を書いて 5,610円の報酬というのでは、いかにも寒々しい感じがします。

そこに冒頭の「お金をもらって書いている知らない人のブログでは、86.7%が信用しない」という調査結果。この分野はやりようによっては面白そうなものだけに、提灯ブロガーの方も、広告主の方も、みなさん頑張ってくださいとしか言いようがありません。

 RSSフィードを購読

←直前「Web 2.0 な気配濃厚なミーティング in 大阪
→直後「お金を払ってでも視聴したいコンテンツは NHK にもある

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: