先日のエントリで煽り気味に話題にしたあのイベントですがが、入場申し込みの受付が始まっています。時事通信テクノロジーセミナー「爆発するソーシャルメディア」です(申し込みページ)。会場は東銀座の時事通信ホール。
先日のエントリではこのイベントについて否定的な調子で書きましたが、実のところ僕は、このイベントも、イベントのモデレーターである湯川さんの活動も、ともに心から応援しています。もうかなり前になるのですが、湯川さんの近著「爆発するソーシャルメディア」(今回のイベント「爆発するソーシャルメディア」は、本書のタイトルから採ったものです)を直筆サイン入りでいただいていて、いただいた翌日に乗った新幹線の車中(東京→新大阪)で一気に読了しています。下はその見開き。
この本、全体の印象はかなり前のめりな感じがするのは否めないのですが、メッセージの中心をなす第4章「爆発するクリエイティビティ」の内容は、言い得ている!まさにその通り!と100%共感しました。その内容が端的に表れているのが「あとがき」の次の部分です。
人間の根源には表現欲求があり、自分自身を表現することは最大の喜びであるーー。これがわたしが一番主張したいことだ。だれもが自分自身を表現できるようになり、人々のクリエイティビティは爆発する。これがこの本の趣旨であり、これまでの本の中でわたしが「特権的なマスメディアの時代から、だれもが自ら情報発信を始める参加型メディアの時代が来る」と一貫して言い続けてきたのも、自己表現欲求が人間の本能だと信じればこそである。
爆発するソーシャルメディア p218
これなど、僕がネット上に何かしらのものを公開するようになって以来ずっと漠然と(最近では確信に近い形で)感じていたことであり、こうして言語化されたものを見ると、くすぐったいような感じさえします。
しかしこの本の凄いところは、湯川さん自身は時事通信社という「特権的なマスメディア」に身を置いていて、さらにこのメッセージを伝える媒体に新書というメディアを使っているということです。そのあたりには、湯川さんの葛藤やそれを乗り超える情熱のようなものが見え隠れしていて、僕はついつい引き込まれてしまいました。また、ソーシャルメディアの威力を「新書の読者層」とも言うべきオッサン層に知らしめなければならないという湯川さんの使命感のようなものも伝わってきます。とにかく熱いのです。
そんなわけで、イベントのほうの「爆発するソーシャルメディア」も、そうした湯川さんの熱い思いのようなものが反映されたものになるのだろうな、と期待しています。煽り気味に話題にした参加対象も、そうした人々に対してソーシャルメディアの現状を伝えたい、という湯川さんの意図なのでしょう。イベントも非常に楽しみです。
新書のほうの「爆発するソーシャルメディア」を読んでおけば、事前の知識やイベントの開催意図のようなものをより深く理解できるため、イベントへの参加を一段と意義深いものにできるのではないかと思います。イベントと新書、両方おすすめです。
なお、現時点でのプログラム詳細を見て、僕がどんな感じで会場内をウロウロする予定(希望ですけど)でいるか、というのをメモしておきたいと思います。
- 13:00〜14:45
- A会場(開催者挨拶、基調講演1「爆発するソーシャルメディア」湯川鶴章さん、基調講演2「ソーシャルネットワークが作る次世代ウェブの世界」佐々木俊尚さん)
- 15:00〜15:20
- B会場「ソーシャルメディアをどう活用するか=ソーシャル・メディア・オプティマイゼーション(SMO)」僕のセッションです
- 15:35〜15:55
- B会場「第四世代SNSから見るソーシャルメディアの動向」原田和英さん
- 16:10〜16:40
- A会場「ソーシャルメディア時代の広報術」神原弥奈子さん
- 16:45〜17:05
- B会場「口コミマーケティングの現状と未来」吉田賢さん
- 17:35〜18:45
- A会場「パネル討論会」湯川鶴章さん、佐々木俊尚さん、神原弥奈子さん、紺野俊介さん、川村佳央さん、他
まあ、僕がそううまく動けるかどうかは別として、こんな感じで見られたらいいなあ、と思っています。もちろん、普通にご来場された方は自由に見て回れるわけですので、ぜひともふるってご参加ください。


![爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]](http://ec1.images-amazon.com/images/I/41x6r3WM4xL._SL160_.jpg)


