「hono electric candle」という商品をご存じでしょうか? 2005年11月29日には Engadget で紹介され、2006年5月30日には Gizmodo で紹介されるなど、世界中のガジェットマニアを熱狂させた商品です。ロウソクの炎がわずかな空気の動きに反応して揺らぐ様子をLEDで再現したもので、その様子はまさに、白いアクリルチューブの中で本物の炎が揺らめいているかのようです。そして何とこれ、息で吹き消すことまでできるんです。移り変わっていくその表情を眺めているだけでもまったく飽きがきません。

2005年のグッドデザイン賞も受賞したこの製品、実は日本製で、発売元のMETAPHYS社の商品紹介ページでは、そのコンセプトについて以下のような説明があります。
ロウソクは、目に見えない僅かな空気の動きを炎に感じとることができます。その神秘性がロウソクの魅力なのかも知れません。しかし、この光源は火なので、どこにでも安全に持ち込める訳ではありません。そこで、ろうそくの光を白いアクリルチューブの中に閉じ込めたイメージをデザインし、僅かな空気の動きでにも揺らぐ光をLEDで再現しました。無機質で人工的な光のLEDに少し愛着が持てるようになりました。
実に素晴らしい製品なんですが、これをデザインした人は村田智明さんといって、世界的にも有名なデザイナーです(Google 検索「Chiaki Murata」)。最近では Microsoft Xbox 360 のコンソールデザインを手がけ、これもグッドデザイン賞を受賞したことなどが記憶に新しいところです。この件も世界中で話題になりました。例えばXbox 360 granted Good Design Award – 1up.comなど。その村田智明さんと、何と昨日ある飲み会でご一緒しちゃったんです。下はその時の写真。
この日は吉野の銘木屋さんの社長とその友人たちが集まる忘年会が大阪市の堺筋本町近くの居酒屋さんで開催され、僕もそれに参加したのですが、この村田智明さんをはじめ、空間デザイナーの間宮吉彦さんなど(この人についても後で紹介しないといけませんね)、僕のほうからは一方的に存じ上げていたものの、当然のことながらお会いしたことはないという、いわば雲の上のような人たちが多数参加していました。僕は他の参加者のことなどについて一切知らされていなかったため、行ってみて心からの驚き、感激しました。
で、冒頭で紹介した hono electric candle なんですが、その作者である村田さん本人から、なんと頂いてきちゃいました。村田さんによると、この商品を外国人に見せると、特にイタリア人なんかは、喜んで持って帰っちゃうらしいんですよ。別にあげるために見せたわけじゃないのに。で、そのお話を有り難く拝聴した僕は、僕も今日だけはイタリア人になりきろうと心に決めて、そのまま持って帰ってきた、というわけです。ただし、非常に惜しむらくは、本体と点火用のマッチはあるものの、充電器やスタンドなどのアクセサリ類がないということ。つまりどういうことかというと、これで楽しむためには、充電器のためにもう一本買ってこないといけない、というわけです。ちなみに買える場所は、なんばパークスの「HUG」をはじめ、村田さんの会社の直販(←このページの商品紹介FLASH は雰囲気をよく表しています)でも買うことができます。みなさんもよかったらどうぞ。クールですよ。
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