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あらためて、山が見える日常を幸せに思う

僕が長らく暮らした千葉では、年に数回、冬のよく晴れた日に筑波山や富士山が見える程度で、山が見える生活環境ではありませんでした。都内などでもそうですが、関東平野があまりにも広いために(あと空気が悪いために)、東京湾岸(特に東側)にいると山が見えないんです。

しかし、今暮らしている大阪府堺市は、少し見晴らしの良いところに出れば、海になっている西向きを除く全方向に山が見えます。北側には六甲山系と北摂山系があり、東側から南側までは金剛生駒山系と和泉山系が連続して大阪平野を取り巻いているのです。堺に引っ越してきてしばらくは、山が見えるということに不思議な感慨を抱いたものです。今はもうすっかり慣れて、むしろ山の見えない風景のほうが落ち着かないくらいになりましたが。

さて、今日の話ですが、午後に徒歩で買い物に出たとき、いつもより山が近くに見えた(大気の状態の関係?)気がして面白くなり、山を見ようと初めて堺市役所の展望ロビーに行ってきました。今の庁舎は数年前に完成したばかりの高層建築で、21階に展望ロビーがあり、無料で入れるんです。そこから撮った写真を、西から時計回りに紹介してみます。

まず西向きを写したのが下の写真。堺港、大阪湾を挟んで淡路島の方向です。肉眼ではうっすらと淡路島が見えましたが、写真ではわずかに見える程度です。

堺市役所から西向きの眺望

続いて下の写真が北西。大阪湾を挟んで六甲山、摩耶山が見えます。

堺市役所から北西向きの眺望。六甲山、摩耶山

そして北向き。大阪キタの高層ビル群の向こうに、箕面の山々と北摂山地が見えます。

北向きの眺望

北東向きが下の写真。生駒山系の山々が連なります。この山系は和泉山系につながっており、大阪の平野部の東側から南側までぐるりと取り巻いています。ちなみに、写真右下の緑地は反正天皇陵です。

生駒山

続いて下の写真が東向き。河内平野の向こうに、信貴山、二上山などが連なっています。

信貴山、二上山

続いて南東。大和葛城山、金剛山が連なります。写真右中央部の緑地は仁徳天皇陵(僕の自宅はそのすぐ近く)です。

大和葛城山、金剛山

そして下が南向き。和泉葛城山を含む和泉山系です。

和泉葛城山

大阪の平野部は関東平野に比べると圧倒的に狭くて、南北がおよそ70kmほど、東西がおよそ30kmほどしかありません。大阪湾から生駒山まで(東西)なんて、車なら20〜30分ほどで走りきってしまうほど。あとは海と山です。だから、どこからでも山が見えるんですね。

思えば、首都圏を除けば、日本のどの都市を訪れても間近に山が見えます。日本はとても山がちな国ですから、山が見える風景というのは、いわば日本の原風景のようなものなのかもしれません。僕はまだ堺に住み始めて数年ですが、やっぱり山が見える日常っていうのはいいなあ、とあらためて思いました。自然を身近に感じるというか、そんな感じで。

千葉の環境も素晴らしくよかったんですけれども、堺はもっといいです。ま、そんなの個人的な主観なんですけどね。

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