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よい人生とはよい検索だ

どんなこたえを得るにしても、生きることは探し求めることで、よい人生とはよい検索だ。

アキハバラ@DEEPより

ということで、現在公開中の映画版「アキハバラ@DEEP」を見てきました。とはいえ、原作もテレビ版もコミック版も知りませんので、まったくの初心です。興味の中心は、これが架空の検索エンジンの開発を扱っているということと、この映画のオフィシャルスポンサーを現実の検索エンジンであるgooが務めていることの二点。これだけの興味で見てきました。この映画の配給元である東映と、gooの運営元であるNTTレゾナントから2006年8月14日に発表されたプレスリリースでは、以下のようなことが発表されています。

NTTレゾナントが提供するポータルサイト「goo」は1997年のサービス開始以来、国産ポータルサイトとして日本語による最も使いやすい検索サービスを提供してまいりましたが、今回、東映株式会社が公開する映画の原作となった石田衣良氏の小説「アキハバラ@DEEP」の登場人物が持つ、日本発のナンバーワン検索エンジンを創る、という思いに強く共感し、インターネット上での各種コラボレーション企画を展開し、映画ファンのみならず広くインターネットユーザの方に、最新の技術に基づく各種検索サービスを中心とした魅力あるサービスやコンテンツを提供していきます。

石田衣良原作の映画「アキハバラ@DEEP」と「goo」のコラボレーション展開について

そのストーリーはといえば、上と同じ引用元によると、以下の通り。

世界の電脳中心地<アキハバラ>——
そこは、最新AV機器から胡散臭いジャンク商品までが揃う、世界最大にして最強のエレクトリック・マーケット。今では"アキバ"の名称で親しまれ、日本独自のポップカルチャーをも生み出す流行の発信地として注目を浴びている。物語はそんなアキハバラに、社会からドロップアウトした5人の若者が"ある出来事"をきっかけに偶然出会うところから始まる。彼らは、自分たちの人生に再チャレンジするべく小さいながらも新会社『アキハバラ@DEEP』を設立。個々に秀でた技術・知識を結集させ、不眠不休でIT業界を騒然とさせる革命的な検索エンジン「CROOK」を開発する!初めて自信を持ちアツクなれるものを見つけたそんな彼らの前に、巨大IT企業がその検索エンジンを狙い、立ちはだかる!金と権力がすべての理不尽な社会に、彼らは全てを投げ打つ覚悟で仲間とともに人生初の大勝負に出る!!

で、実際に見てきた感想はというと、まあその、検索に関することはストーリー上も演出上も特に力点は置かれていませんでした。むしろ、前半では訳ありのオタクたちが集まって小さな会社を興すあたりに、自分の過去が重なって、そこが共感できたかな、と。 限りなく自宅に近い環境で、それぞれのスタッフたちが必死に開発を続ける様は、(その食べ物や飲み物に至るまで)まさに過去の僕たちのようで、おそらくすべての零細IT企業に共通するんでしょうけど、他人事とは思えないような。

ストーリーの後半では、いわゆる「巨大な敵」が出てきて、主人公たちとその巨大な敵との対決の構図になっていくのですが、そこはさすがに共感できる部分は少なく、主演の成宮寛貴くん(すみません初めて見ました)の魅力で引っ張っているような印象を持ちました。アイドル映画のような「タレントの魅力あふれるショットが満載」みたいな感じでもなく、演技力で見せていくような感じなので、若手タレントに疎いオッサン(というか僕)でも十分に楽しめました。

みどころの中心がアキバ文化でも検索技術でもなかったのは、まあ僕としては少し肩すかしを食らったような感じはありますが、架空の検索エンジンを扱う映画と現実の検索エンジンポータルのコラボレーションというのは面白い試みで、こうした面白いコラボレーションが見られただけでも、まあよかったのかな、と思います。ちなみにgooでは、公式サイトを運営するほか、「goo アキハバラ@DEEP応援サイト」や応援ブログ「アキハバラ@DEEP研究所」を開設しており、積極的な取り組みがみられます。がんばれgoo!

ということで、定期的に見ていると面白いものが出てくる「gooの歩き方」の中の「アキハバラ@DEEP」公式サイトと応援サイトをオープン!を紹介しておきます。興味のある方は是非。

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