鹿原山 慈恩寺 金剛院は、紅葉の寺としてもよく知られ、関西花の寺二十五カ所霊場の第3番霊場でもあるお寺です。実際に境内の至る所で花が咲き、まだ九月だというのに一部には色づいた楓も見られました。駐車場に着いたと同時に、もう花々が迎えてくれます。

山門は駐車場から道路を隔てて反対側にあり、道路を横断した後に橋を渡って境内へと入ります。門の奥に黄色い花が咲いているのが見えます。

山門をくぐるとたくさんの花が出迎えてくれます。ここだけではなく、境内のあらゆる場所に花が咲いているのですが、僕があまり花には詳しくないことが残念です。

先ほどの花畑のすぐ左手には小さな大師堂があるのですが、ここも花に囲まれていました。

大師堂の正面には立派な庭がありました。

歩いていると、新緑の黄緑色をした葉をもった楓がほとんどなのですが、中にはまだ九月だというのに赤く色づいた葉を持った枝もあり、驚きました。こうした枝が境内のあちこちにあります。

寺務所の裏手にはこの寺を創建した高岳親王が自ら植えたと伝えられる「千年ガヤ」と呼ばれる榧の巨木があります。この榧は今も実を付けるそうで、その実は「福徳長寿の実」と呼ばれているそうです。僕は寺務所で朱印を戴いた際に、この実を三粒ほどいただきました。お守り代わりに身につけるなり、仏壇に供えるなりすると良いとのことでした。下の写真がその「千年榧」の木です。

千年榧を通り過ぎて奥へと進むと、立派な三重の塔が現れます。この周辺の木は全て楓で、紅葉の時期にはここが最大の見所になるそうです。

この三重の塔の周囲の紅葉の素晴らしさが、関西花の寺二十五カ所霊場の第3番札所に選ばれた所以だそうです。花の寺霊場の朱印をいただいたのですが、以下のようなものでした。

三重の塔を過ぎてさらに奥へと歩くと「弘法の滝」と呼ばれる滝があります。僕が見たときは水が流れていましたが、時によっては(特に冬季などは)涸れ滝となるようです。

浪切不動尊を本尊とする本堂へは、来た道を少し戻っていく格好になります。その途中の道でも、道端にふと目をやると、やはりいつもどこかに花が咲いています。

広い寺域を持った寺ですので、本堂へ行くための道はいくつかあるのですが、最も厳しいのは石段を通るルートでしょう。石段の向こうに本堂が見えます。

小高くなった場所にある本堂もまた立派なものですが、その周囲が全て苔の絨毯になっていたのも圧巻でした。眩しいほどの緑です。

本堂から伸びている渡り廊下のあたりでも、地面は苔に覆われ、その上に花が咲いていました。

この寺のご本尊である浪切不動尊のご朱印もいただきました。

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