摩耶山 忉利天上寺と六甲あじさいロード

六甲のアジサイの青色は日本一だと何かで聞いたことがあるのですが、実際に見に行ってきました。行ったのは7月1日、梅雨晴れの晴天に恵まれた日でした。六甲山系のほぼ中央にある摩耶山と、その摩耶山の寺、忉利天上寺(とうりてんじょうじ)を目指します。

ドライブウエイの途中、展望台に立ち寄りました。いつも通りの六甲の眺望。うっすらと淡路島が見えます。

六甲山から神戸港を見下ろす

道中もアジサイはずっと咲いていましたが、この展望台にもやはり咲いていました。でも、そんなに目の醒めるような青色ではありません。

六甲山のアジサイ

アジサイの根本に子猫を発見。かわいい。

子猫

そして、摩耶山の山頂にほど近い忉利天上寺の駐車場に着くと、ありました! ものすごい青色のアジサイ!

天上寺の駐車場のアジサイ

お寺の入り口にある石門には「仏母摩耶山」「忉利天上寺」とあります。摩耶山の摩耶はお釈迦さんのお母さんの名前なわけですね。

摩耶山忉利天上寺の石門

参道の途中にもアジサイがたくさん咲いていました。

摩耶山 忉利天上寺の境内に咲くアジサイ

境内は実に広々としています。手前の大きな建物が金堂で、安置されている仏像は生き生きとした彩色のもの。護摩や線香の煤で黒くなった仏像もまあいいものですが、煌びやかな彩色が施された仏像もまたいいものです。

天上寺の境内

金堂のすぐ右手にある摩耶夫人堂に奉られていた仏母摩耶婦人像も彩色の荘厳なものでした。

摩耶夫人堂

境内にはアジサイの姿は少なかったのですが、様々な花が咲いており、お地蔵さんや仏足石も花に囲まれていました。

地蔵

仏足石と地蔵

それから沙羅双樹が咲き始めで、これから見頃を迎えるところでした。

咲き始めの沙羅双樹の花

ちなみに、仏教の聖樹として知られる沙羅双樹の本物は、インド原産で日本の気候には適していないらしく、日本ではよく似た花を咲かせるツバキ科の植物(ナツツバキ)が沙羅双樹と呼ばれているんだそうです。そんなわけで、上の写真は日本における沙羅双樹(つまりナツツバキ)です。平家物語の冒頭で「盛者必衰の理をあらわす」と書かれている沙羅双樹というのもこれ(ナツツバキ)のことなんだとか。

まあ、そんなこんなで、アジサイと沙羅などの初夏の花をまたもや満喫できました。