大量のリンクを集めるリンクベイトを量産する 3 つのステップ

前回のエントリ「驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られている」では、タイトルの重要性についてだけ解説してしまったような感がありますが、リンクベイティングにおいて特徴的なのは、タイトルよりもむしろ、「リンクベイトをどう作るか?」という手順こそが重要であることでしょう。リンクベイティングの目的はあくまでもリンクを集めることであり、タイトルで釣っただけでは不十分です。強力にリンクを集めるコンテンツを作り出さなければなりません。
そこで、今回は効果的なリンクベイトをお手軽・簡単に作るための3つのステップについて解説していきます。その3ステップとは以下のようなのもなのですが、たったこれだけの中にたくさんのノウハウが隠されているのです。

  1. 釣り堀(誰を釣るのか?)を決める
  2. 釣り餌(何で釣るのか?)を考える
  3. 餌を探す・集める・まとめる・考える

では、以下で一つずつ解説していきます。

1. 釣り堀(誰を釣るのか?)を決める
リンクベイティングの大きな目的の一つは、良質で自然なリンクを大量に集めることにあります。その意味がわかれば、リンクベイティングのターゲットは自然に導き出されます。それは以下のようなものです。

  • 自分の運営するサイトやブログと関連したテーマのサイトやブログを運営している人(良質のリンクは同じテーマの他サイトからもたらされるため)
  • 自分の運営するサイトやブログと関連したテーマに関心を持っているブックマーカー・クリッパー(ソーシャルメディアにおける初期の情報伝播においては彼らの存在は無視できない)
  • 自分の運営するサイトやブログと関連したテーマにおける有名人やアルファブロガー(こういう人が釣られると話題は爆発的に広まる)

上記の人々に特化したリンクベイトを作り出すことで、リンクベイティングは巨大な力を発揮します。

2. 釣り餌(何で釣るのか?)を考える
上で選定したターゲットが釣られやすい餌はどのようなものか、ということを考えます。その内容は以下のようなものです。

  • 彼らの属性から、彼らが喜びそうな、リンクせずにはいられなくなるようなネタとはどのようなものかを考える(ターゲットの属性がはっきりしていれば、エサの種類もはっきりするはずです)
  • 昨日紹介した驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られているを参考に、ネタとタイトルを同時に考える(ネタとタイトルは同時に考えた方が効果的です)

ここまでのところで面白そうなアイデアが生まれれば、リンクベイティングはほとんど成功したも同然です。

3. 餌を探す・集める・まとめる・考える
エサの種類を決めたら、あとはひたすら、それに関する情報をかき集め、それをう構成するか、どう煽るか、ということを考えます。手順は以下の通り。

  • まずはネタ集めですが、ことのとき使えるサイトの最大のものは、Technorati などのブログ検索サイトや、Google のようなウェブ検索サイトです。これらに関連するキーワードを入力すれば、ネタはどんどん集まります。場合によっては flickrYouTube なども使えます。
  • コンテンツをまとめる際には、「それを見た人がリンクせずにはいられなくなる」ような演出をできるだけ心がけます。ターゲットの属性を念頭に置いて、いかに感情や興味や欲求を煽るか、いかにターゲットの心を動かすか、ということを意識して文章を綴ります
  • 構成の妙は、ターゲットを笑わせたり、唸らせたり、怒らせたり、といった感情に効果的に訴えかけることです。これはあくまでもテクニックです。こうしたテクニックは、ハリウッド映画のシナリオライティングや、ベストセラー小説家によるストーリーテリングで体系化されています。最後に参考書籍を紹介しますので、ぜひ参照してみてください

いかがでしたでしょうか。リンクバイティングは、昨日のエントリ「驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られている」で紹介したようなタイトルによる煽りも重要ですが、もちろんコンテンツはそれに見合うものである必要があります。しかし、釣れるタイトルをテクニックで生み出すことができるのと同様に、釣れるコンテンツもまた、テクニックによって生み出すことができるのです。

お陰様で、昨日のエントリは「New!」マークを付けたままではてなブックマークの人気エントリのトップに立つというスピード成長を達成できました。これもすべて、このリンクベイティングのテクニックによるものです。
はてなブックマークのスクリーンショット

最後に、参考書籍を紹介します。

夢を語る技術〈5〉神話の法則—ライターズ・ジャーニーベストセラー小説の書き方マーケティングは「嘘」を語れ!—顧客の心をつかむストーリーテリングの極意

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